ブログ|伊勢原市の歯医者【近藤歯科医院】

レントゲンで何が分かる?

2020.07.12(日)

歯科医療から全身の健康維持を目指す近藤歯科医院カウンセリングスタッフです。

 

歯科医院を初めて受診する際に、検査で撮影するレントゲン。

ご自身のレントゲンを表示されても、何を表しているのか分かるような分からないような..と言う方はいらっしゃいませんか!?

(かく言う私が歯科業界に携わる前はそうでした^^;)

 

レントゲンを撮影する目的は視診や触診では分からない、歯や歯茎の内部を確認することです。

レントゲンをどのように見ていただくと良いか、簡単にご説明致しますと、

※歯科医師会提供

 

・向かって右側が患者さまの左側の歯です。

・硬い組織である歯と骨は白く写っています。

・柔らかい組織である歯茎や血管、神経は黒く写ります。

・虫歯も黒く写ります。

・均一な真っ白に写っているところは、治療跡の人工物です。

 

歯科医師はこのレントゲン画像から、非常に多くの情報を得て診断を行います。

例えば…

① つめもの・かぶせものの下にできている虫歯の進行度。

②歯を支えている骨の溶け具合。

③歯の根の先の炎症状態の有無とその重症度。

④歯ぐきの下に隠れている歯石があるか、またその付着状態。

⑤親知らずがあるか。それが他の歯に影響を与えていないか。

⑥顎の関節の形態に問題は無いか。

⑦歯の神経は残っているか。

他にもレントゲンには多くの情報が表れており、患者様の口腔内の状態を適切に診断するために必要不可欠なツールです。

 

まれに当院を初めて受診される患者様で

「レントゲンは撮らないで良いから外れてしまった銀歯だけ被せ直して欲しい」

と強くご希望される方がいらっしゃいます。

 

当院では前述の理由から、原則全ての方(幼児や妊婦を除く)のレントゲンを撮影しております。

ご理解をお願い致します。

 

なお、特に妊婦の方が気にされる「レントゲンの被曝量」ですが、

当院が導入しているデジタルレントゲンの場合には飛行機で東京⇄ニューヨークを往復するよりも遥かに低い値です。

※歯科医師会提供。CT撮影の場合は東京⇄ニューヨーク往復より値が高くなります。

 

このように、妊婦の方が歯科のレントゲンを撮影することは胎児にも母体にも被曝量としては問題がありません。

ただし、妊娠期間中というのはどの女性もお腹の中の我が子を慈しみ、時には大いに心配をし、特に健康管理に敏感になっている時期です。

そのため当院では妊婦の方の心理状態にも最大限配慮し、原則ご妊娠中の患者さまのレントゲン撮影は行っておりません。

場合によっては出産後の治療をお勧めさせていただく場合もございますが、歯科医師とご相談いただきながらご出産に向けて最善の選択をしていただければと思います。

 

当院では治療時にお座りいただく診療ユニット正面に大型ディスプレイ画面で患者さまのレントゲン画像や口腔内写真の画像を表示しています。

治療時にはぜひご自身の口腔内の状態がどうなっているか是非画像で確認をしてみてください。

 

 

 

 

なかなか治療が終わらない…

2020.06.08(月)

歯科医療から全身の健康維持を目指す伊勢原市の近藤歯科医院カウンセリングスタッフです。

 

「なかなか歯の治療が終わらない…」

「治療が一向に進んでいないような気がする..」

 

そんな疑問やご不安をお持ちの方はいらっしゃいませんか?

当院でも「行けば行くほど歯を削られる」というご批判を口コミ投稿されてしまった苦い経験もあり、患者さまに治療の内容を分かりやすくお伝えする大切さと難しさを感じています。

 

例えば虫歯治療を例にとると、軽度の虫歯であれば1回の治療で終了というケースは多々あります。

一方で虫歯が重症化し、歯の神経が炎症や感染を起こしている場合等は、

その神経を除去して

→細菌や腐敗産物で汚れた神経が入っていた管(根管)を綺麗にお掃除して

→根管をしっかりと消毒滅菌をして

→根管を再建して

→歯の被せ物の型をとって

→被せ物が出来上がったら噛み合わせを確認しながら装着して終了

…と治療が終わるまで複数回通院していただくことが必要です。

そのため場合によっては数ヶ月の治療期間を要します

 

しかも根管は直径1ミリ以下と非常に細く、硬くなった部分や湾曲しているものもあります。

その根管に対して小さな器具を完全に通過させて清掃し、菌を完全に除去してから形態を整えますので、万が一強引に治療を進めてしまうようなことがあれば、口腔内組織が損傷したり、十分に消毒滅菌されないまま被せ物で蓋をされた状態で治療を終えることとなります。

その結果、治療を行った歯の根管が再感染を起こし、再び強い痛みが生じたり、根の周囲の組織に炎症が広がり、残せるはずだったであろう歯を抜かなければならなくなるという大変残念な結果となる可能性が高まるのです。

 

このように「虫歯の治療」と言ってもその重症度によって治療回数が異なることを何となくでもイメージしていただけましたでしょうか。

歯科医師もなるべく専門用語の使用は避け、患者さまが分かりやすい説明を心がけてはおりますが、ご不明点やご不安な事がございましたらご遠慮なくお尋ねください。

 

なお、大切なイベントを控えている等、治療期間に制約がある方は事前にご相談ください。

最短の予約日で治療が進むよう、予め複数のご予約を承るという対応が可能な場合がございます。

あるいはその部位の状態によっては治療自体を大切なイベントが終了するまで控えていただける場合もございます。

もちろん大前提として虫歯や歯周病が重症化し、治療期間が長くならないようにするにはご自宅での毎日のお手入れや、歯科医院で定期的にメインテナンスを受けていただくことが大切です。

 

定期検診ではセルフケアのコツもお伝えしております。

是非年に数回の習慣にしていただくことをお勧め致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その不調、歯ぎしりが原因かも?

2020.05.30(土)

歯科医療から身体の健康維持を目指す伊勢原市の近藤歯科医院カウンセリングスタッフです。

 

頭痛、肩こり、腰痛、めまい、顎が痛い 、、。

もしかするとその原因は「歯ぎしり・食いしばり」かもしれません。

まずはご自身が歯ぎしりや食いしばりをしているかどうか、以下の項目でセルフチェックをしてみてください。

 

□朝起きた時に顎が疲れていることがある

□顎の関節に痛みがあったり、カクカク音が鳴る

□上顎、下顎の内側に硬く隆起しているところがある

□家族に「寝ている間歯をギリギリと擦り合わせている」と言われる

□集中している時や緊張している時等に、無意識のうちに噛みしめていることがある

□歯の先端がすり減っている

□歯の詰め物や被せ物がよく外れたり壊れる

□エラが張っている

 

歯ぎしり・食いしばりの原因はストレスや睡眠の質、服用中の薬の影響、飲酒、喫煙等と様々ですが、そのメカニズムははっきりとは分かっていません。

また睡眠中の歯ぎしり・食いしばりは無意識に行われるため、残念ながら自分で気づき改善することができません。

 

そこで対症療法として歯や顎に加わる力を緩和させるのが、就寝時に装着するマウスピース「ナイトガード」です。

※歯ぎしりは深い眠りから浅い眠りに切り替わる時間帯に脳が活性化すると起きやすいとされています。

 

ナイトガードは患者さまの歯型をとり製作します。

上顎に装着すると、下顎が動いて強く噛みこもうとしても、スルスルと滑って力が分散しやすく、また噛み込んだとしても歯の代わりにナイトガードが削れます。

 

なお、このナイトガードは市販もされています。

大・小と2つのサイズがセットになっており、ご自身により合うサイズのものを選択して装着します。

 

ご参考までにそれぞれの特徴をご紹介致しますと…

<市販品のメリット>

・安価なものがある(1000円〜3000円程度)

・ECサイトで手軽に購入でき、すぐに入手できる

 

<歯科医院制作のメリット>

・保険適用の場合安価である

※3割負担の場合2回の来院で約5000円。保険適用か否かは歯科医師による検査診断が必要です。

・カスタムメイド品のため装着感が大変良く、違和感が無い

・マウスピースを装着したままでも会話がしやすい。

・他人から気付かれにくい違和感の無い見た目である。

 

通常は品質、効果ともに優れた歯科医院で製作するマウスピースをご使用いただくことを強くお勧め致しますが、ご事情により通院が難しい方は市販のものをお試しいただくこともあるかもしれません。

ただし、ご自身の歯型に合わないものを使用し続けるのは逆効果となる場合がありますので注意が必要です。

 

当院ではドイツ製のマウスピース製作用機器を導入し、院内で各種マウスピースを製作しています。

この機器は高加圧で成型するため、大変装着感が良いことが特長です。

 

なお、ナイトガードを装着しても、歯ぎしり自体が治るわけではありませんので、一般的には使い続けていただきます。

そのため、飲食の機会が無く、また歯ぎしりが起こりやすい夜間のみ装着していただくことが多く、定期的に調整や効果のモニタリングを行っていくことも必要です。

※残念ながら歯科医院で精密に製作されたマウスピースを使用しても症状が改善しないというケースもあります。

 

「もしかして歯ぎしりや食いしばりをしているかも…」と気になる方は、是非一度歯科医師にご相談くださいませ。

 

 

 

 

 

歯科医師に「気のせい」と言われてしまう歯の違和感の正体とは?

2019.11.11(月)

歯科医療から全身の健康維持を目指す近藤歯科医院のカウンセリングスタッフです。

 

「歯の痛みがとれない」「噛み合わせが合わない」と感じているのに、複数の歯科医院を受診しても問題が見つからず、歯科医師から「気のせい」と言われてしまう…

という患者さまがいらっしゃいます。

口腔内の違和感というのは不快なものですので、何も対処してもらえないというのは患者さまにとっては本当に辛いものです。

(お味噌汁で舌を火傷したり、口内炎が1つできただけでも嫌なものですよね!)

 

当院でも患者様のお申し出に対して、各種所見では異常が見つからないというケースが稀に存在します。

ただ、このような症例歯科では古くからよく知られていることで、歯科心身症と呼ばれています。

そして歯科心身症は「気のせい」では無い可能性が十分にあるのです。

(心身症と名前がつくと、精神的な原因が疑われそうですが、実際に精神疾患を患っている患者様はごくわずかです。)

この歯科心身症は定義が難しく、未だに学会でも厳密には規定されていませんが、患者数は年々増加傾向にあります。

 

~代表的な歯科心身症の症状は~

・舌がピリピリする

・原因不明の慢性の歯の痛み

・噛み合わせの違和感

・口の中がネバネバ・ベタベタする

・味覚異常・乾燥感が続く

・他人からは大丈夫と言われるが、自分では口臭が気になる

等々があります。

 

統計では、歯科心身症の8割は女性で、いわゆる更年期世代(40代~60代)が主流を占めています。

男性については「口の中がネバネバする・ベタベタする」といった症状を訴える方が多いようです。

また男女共に、腰痛や頭痛の持病がある人に多く見られる症状であることも特徴の1つです。

 

歯科心身症の原因は不明ですが、最近の研究から必ずしも「気のせい」ではなく、脳の中でそのように感じるエラーが生じていると考えられています。

実際にとある研究では口腔異常感を訴える患者さまを対象に脳の血流を調べたところ、側頭葉や前頭葉等広範囲で局所血流量の左右差があったという結果がありました。

 

当院ではこのような不定愁訴を訴えていらっしゃる患者さまに対して、もちろん先ずはあらゆる治療の可能性を検討致しますが、歯科心身症の可能性が高いと判断した場合は、専門施設へご紹介させていただくこともございます。

専門施設では脳のエラーを改善するために主に投薬治療等が行われており、多くの方が症状の改善を実感されています。

 

これまでどこの歯科医院を受診しても「問題無い」「気のせい」と言われて辛い思いをしている…という方は、是非一度専門施設を受診されることをお奨め致します。

 

 

 

 

 

 

 

インプラントQ&A ①

2019.10.29(火)

歯科医療から全身の健康維持を目指す近藤歯科医院カウンセリングスタッフです。

 

当院ではインプラント治療も行っております。

インプラント治療をご相談いただく中で、よく頂戴するご質問を何点かご紹介致します。

 

Q:インプラントとはどのような治療ですか?

A:インプラントは歯を失ってしまった部位の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。

天然歯の奥歯の咀嚼力が約30キロとされていますが、その同程度の咀嚼力を取り戻すことができ、見た目も天然歯そのものです。

 

Q:インプラント・入れ歯・ブリッジの違いは何ですか?

A:歯を失った場合には、その部分を補うために「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」のいずれかを選択します。

それぞれメリット・デメリットがありますが、部分入れ歯とブリッジはその支えとなる両側の歯に負担が大きく、ダメージを与えてしまいます。

入れ歯は安定したかみ合わせを長期間維持することが難しく、ブリッジは歯肉を覆うため衛生環境が悪化して歯周炎や口臭を招きやすいというデメリットがあります。

ただし、健康保険が適用されるため治療費を抑制することが可能です。

 

Q:痛みや腫れは出ますか?

A:治療後の痛みや腫れには個人差があります。

痛みに関しては治療後に鎮痛剤を処方しますが、通常1、2回服用すれば治まります。

腫れについてはほとんど腫れないという方が多数ですが、腫れる場合でも外見が気になるほど腫れることは稀で、その期間も数日程度です。ただし個人差がありますので手術当日は激しい運送、飲酒、入浴はお控えください。

なお当院では施術前に痛みや腫れのリスクについても必ず説明しておりますのでご安心ください。

 

Q:インプラント治療ができないケースはありますか?

A:あります。

インプラントは外科的処置を行う治療のため、患者さまの口腔内だけではなく身体の疾患、さらには服用する薬にも注意を払う必要があります。詳細は受診時に歯科医師よりご説明致します。

 

Q:インプラントには色々な種類があるのですか?

A:現在日本国内では40種類以上のインプラントメーカーが存在しています。

それぞれに互換性はなく、治療実績、方法、価格、安全性には大きな差があります。

残念ながら「激安」を謳い、安全性、品質共に低いものが使用されているケースがあるのも事実です。

当院で採用しているインプラントは世界シェア1位のスイスのストローマン社製インプラントシステムです。

 世界的に使用されているインプラントは現在この1社のみで、先進国で用いられているインプラントシステムの90%以上を占めています。

 

インプラント治療についてご興味のある方は、ご遠慮なく歯科医師にお尋ねくださいませ。

 

1 2 3 4